お局根絶を目指し、ブラック病院を美白した看護部長の話

就職活動してる学生のみなさん。伝えるなら今だと思い書かせていただきます。

就職先を選ぶその判断がブラック病院を生む原因になりかねないよ、っていう話。ちなみに私が学生の頃の話です。

怖い実習指導者がはびこるG病院

私が通っていた学校の実習先となっていた「公務員に準ずる」系のG病院。なんと半数近くの病棟に怖い指導者がいる病院でした。

それは実習先の発表になったとき、学生から悲鳴が聞かれるほど。それほど学生の間では「実習行きたくない病院」として不人気でした。

看護部長に呼び出された同級生

学校には全体の2割ほど社会人経験のある学生がいました。その中の当時30代後半だった同級生(男性)Sさん。

一般企業や不動産会社でサラリーマンを経験し、看護学校に入学した兄貴に近い父のような存在でした。

ある昼休み、いつもの通り男子学生たちで昼飯を食ってると、Sさんはこんなことを話しだしたのです。

実はさ、G病院の看護部長に呼び出されたんだよね。

あの怖い指導者達を束ねるであろう看護部長に呼び出された!?一体なんのため?

呼び出した理由

Sさんによると看護部長からこう聞かれたのだとか

「あなたのところの学生、今年はまったく就職希望者がいないんだけど思い当たるフシはありますか?」

とのこと。そしてSさん、日々感じていた実習指導者の傲慢な態度それにやられた学生達のこと、そんなところに就職したいわけがないことを率直にブチまけたのだとか。

Sさん、さすが…

それから1年後、ある変化が起こるのです

消えた怖い実習指導者達

先輩後輩のつながりが強かった学校だったのですが、後輩達に「実習どう?大変じゃない?特にG病院」と聞いたところ…

あー先輩達からは「地獄の門出」って言われましたけど、全然怖くないですよ。むしろ理不尽な先生達からは守ってくれます

とのこと。魔窟とも言われたG病院、一体何があったのか???????

看護部長、大改革を断行

ここから先は人づてに聞いた話です。どうやらSさんから話を聞いた看護部長は、多数の職員を呼び出し情報収集し、お局の根絶を図ったようなのです。

  • 実習指導者を学生の気持ちが分かる2〜3年目に変更
  • そのサポートを人格者と評判高いベテランに任す
  • 徒党化したお局を異動させ分散
  • 異動先は良識ある師長のところ

などの対策をとったとのこと。その後は働きやすい病院として変わっていったそうです(今は知らないけど)

ここで問う。学生よ、就職先を選ぶ基準は何?

給与がいい、教育体制が整っている、先輩達が沢山いる、それぞれ理由はあるでしょ。しかし、実習した病院である以上、その雰囲気はつかんでますよね?

やばいと噂される病棟があるなら、病院全体がそのようなブラック化するリスクはあると思います。そもそも就職先はババ抜き感覚で選ぶものじゃないと思うのです。

それが当たり前であってはいけないのです。給料良くても、教育体制しっかりしてても、お局の存在を許している時点で病院は何も考えてない、もしくは対策を後回しにしている。そう思ったほうがいいかもしれません。

そして、そんなところに就職すること自体、ブラックに加担している、と私は思うのです。

今回のケースのように、学生が就職しないことで自浄作用が働くことは往々にしてありうる!!と言いたいのです。

日々学生と接して思うのですが就職先の条件として、給与が良い、教育体制が良い、と言っても、それを凌駕するデメリットを甘くみない方がいいと思います。

お金より、スキルより、まずは自分を守ることが先決。そして小さな病院でも、病棟総出で新人を育ててくれるホワイトな病院はちゃんと存在します。そういった病院を探し選ぶ方が絶対良いです。

「多少我慢して3年さえ働けば」と思っても、入ってしまえば自分のダメージにも気づけぬまま働き続けてしまい、最後はつぶされる。

悲しいことですが病院はそういった場所になってきています。自分が健康でないと、誰のケアもできない。

だからこそ就職先をしっかり考えてほしいと思うのです。じゃあ打開策を!という人もいるでしょう。安心してください。いずれ書きます

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